競馬予想 第44回 七夕賞(GV)
4年前まで1番人気が26連敗したこともあり「荒れる」というイメージが強いが、最近10年だと1番人気は[1・3・1・5]。ハンデGVとしては水準以上の連対率で、馬連50倍以上は3回。ただし、大万馬券が出ないのは最初から人気が割れるからで、馬連3ケタ配当は出ていない。
連対20頭中9頭はすでに重賞を勝っていた馬。他も重賞3着以内=4頭、GT・GUで5着以内=3頭で、重賞初出走の連対はなし。意外に実績が重要なレースだ。
重賞好走歴がなかった4頭は、すべて七夕賞で逃げて連対した。梅雨時の最終日で外伸びになることも多いが、内も外も同じということも少なくない。やはり「逃げそうな馬」には注意が必要。
意外に実績が重要、というのは連対馬の前走にも表れていて、連対20頭中11頭は重賞。前走が条件戦だったのは4頭だけで、他のハンデ重賞でみられる「1600万で負けていてもOK」という傾向はない。また、前走安田記念で1ケタ着順だと[2・1・0・0]。
トップハンデは[3・1・0・9]。最近5年に限ると[3・1・0・2]で、かなり好成績。連対4頭中3頭は6歳馬、着外2頭は7〜8歳馬なので、年齢である程度は判断できる。