GT安田記念のステップレース。一昨年はここで2着のテレグノシスが本番でも2着。昨年のアサクサデンエンは両方勝っている。
 4年前は馬連、3年前と去年は馬単が万馬券で、一昨年は3連複が3万円台。この路線のエース・デュランダルが登場しなかったのも荒れた一因で、これに変わるスターが居ない現状。今年も荒れて不思議はない。
 直前に雨が降った昨年も様相は違ったが、追い込み馬同士のワンツーの年もあり、もともと高速決着の割りに差し・追い込み馬が台頭する傾向がある。長い直線を利して伸びる馬を重視したい。
 連対するには重賞連対実績が必要。昨年の2頭は例外だが、勝ち馬はGU3着馬だった。理想はGT連対か重賞勝ちのある馬。荒れぎみになってもレベルは高い。
 連対馬のうち3ヶ月以上休んでいた馬が6頭。ただし、久々の不利を克服できるのはGT級だけで、GU〜V級の馬は順調に使われている好調馬でないと苦しい。GT連対経験馬以外で連対した馬の前走成績は[4・3・2・1]。
 スピードの必要なレースだが、4歳馬は2年連続で3着にも入っていない。一方、6歳馬が連続で優勝。3年前の2着・キスミーテンダーは7歳馬。適性上位なら、ベテランも若い馬と互角以上に戦える。