競馬予想 第60回 阪神ジュベナイルフィリーズ(JpnT)
波乱が多いレースだったが、阪神コースがリニューアルされた一昨年は4番人気ウオッカと一番人気アストンマーチャンで馬連3ケタ配当。波乱度が低くなった可能性はある。
1番人気は[3・1・2・3]と苦戦の傾向。06年までの過去9年では、1〜3着馬27頭中、約半数の13頭が6番人気以下の馬だった。
毎年注目される前哨戦のファンタジーSだが、勝ち馬は[1・1・1・5]、2着馬は[0・0・1・6]、3着馬に至っては[0・0・0・8]と勝負になるのは1着馬のみ。とはいえ、1着馬は本番でも人気になるだけに、この成績は大いに不満。逆にファンタジーS5着以下から本番で連対した馬が3頭と上回っている点に注目。着順があまり信用できない前哨戦といえる。
勝ち馬のデビューは小倉が3頭とトップ。やはり完成度を競うという点では夏の小倉でデビューしていた馬が好成績。ちなみに、勝ち馬9頭のうち関西馬が7頭と断念。
毎年出走するキャリア1戦の馬は、過去9年で13頭が参戦して[0・2・1・10]。「デビュー戦が芝1600M」か「デビューが芝で5馬身以上の圧勝」というどちらかの条件を満たせば、[0・2・1・0]。頭に入れておきたいデータだ。