競馬予想 第44回 CBC賞(GV)
しばらく暮れに固定されていたが、一昨年から昔と同じ時期に戻り、別定GUからハンデGVに変わった。実質的にはファルコンS(3月に移動)が「3歳以上」のハンデ戦になったレース。
かつてのファルコンSは「外枠有利」「ダートもこなすようなパワーが必要」というレースだったが、一昨年以降のCBC賞も同じ。1〜2枠は[0・0・0・8]で、3枠は[1・1・1・1]だが、連対2頭はワイルドシャウト(それまでにダート3勝)とブラックバースピン(秋に初ダートでオープン2着)。昨年2着のナカヤマパラダイス(6枠11番)もダート3勝馬だったから、2年連続でダート実績馬が連対している。
かつてのファルコンSで危険な人気馬だったのは橘Sや葵S(京都の高速芝のレース)で好走した馬だったが、今のCBC賞で危険だと思われるのは1週目のテレビ愛知オープン好走馬。一昨年はテレビ愛知オープンが雨上がりの時計のかかる馬場(1分9秒0)だったので勝ち馬が2着したが、昨年(テレビ愛知オープンは1分7秒3)の勝ち馬は1番人気で6着。「高速芝」での好成績は何の役にも立たないと認識したい。
したがって、かつてのファルコンSと同時に、荒れるのが普通のレースになるはずだ。