競馬予想 第59回 阪神ジュベナイルフィリーズ(GT)
波乱のレースとして有名。1番人気の成績は〔3・0・2・4〕と信用には足らない。97年から05年までの1〜3着馬27頭を人気で分けると、1〜5番人気が11頭、6〜10番人気が13頭、11番人気以下が3頭となる。
前哨戦のファンタジーS勝ち馬は〔1・0・1・5〕と不振。2着馬は〔0・0・1・6〕、3着馬に至っては〔0・0・0・8〕とまったく用なし。まともな前哨戦はこのレースだけなので上位馬は本番でも人気になりがちだが、ファンタジーS好走馬は疑ってかかった方がいい。
勝ち馬のデビューは小倉が4頭と約半数。残り5頭は、東京・京都・新潟・札幌・函館が各1頭ずつ。頭に入れておきたいデータだ。
一昨年のレースではキャリア1戦の馬が2、3着に好走して波乱を演出。これまでキャリア1戦の馬は14頭が参戦し〔0・3・1・10〕。3着以内ならば1番人気馬を上回っており軽視できない存在。データで3着までに入線した4頭だけを抽出する条件は意外に簡単。「デビュー戦が芝1600M」が〔0・2・0・0〕、残る2頭は「デビューが芝で5馬身以上の着差で圧勝」で〔0・1・1・0〕。実にわかりやすい結果となっている。どちらかの条件を満たした馬がいたら要注意。