競馬予想 第24回 ラジオNIKKEI杯2歳S(GV)
以前ほど「連対馬が翌年春のクラシックで大活躍」という年が連続しているわけではないが、翌年のGT戦線に向けての最重要ポイントレースであることに変わりはない。
朝日杯FSは「2歳チャンピオン決定戦としてはハイレベル」なので一定以上の実績が要求されるが、こちらは「実績よりも素質」。連対18頭中6頭は1勝馬(デビュー戦1位入線→降着のアドマイヤベガは2勝馬として扱う)だった。
「1勝馬であること」は問題ではなく、それよりも「着外が少ない」ことが重要。デビュー以来、6着以下があったのは3頭だけ。うち2頭は1回だけで、2回以上掲示板を外していると苦しい。
連対18頭中12頭は前走1着。それも芝1600M以上で1着だった。2着だったのは4頭で、うち3頭は前走が東スポ杯2歳Sか京都2歳S。残る2頭は前走が朝日杯だった。
デビュー戦1着馬は連対18頭中11頭(デビュー戦1位入線のアドマイヤベガは1着とする)。特にデビュー戦が1600M以下だと負けている場合が多いのだが、芝1800M以上なら1着が条件。
「先物買い」の意識が強すぎるのか武豊騎乗馬が過剰人気になりやすいが、〔2・0・0・6〕と消えることが多いので注意したい。