競馬予想 第14回 マーチS(GV)
フェブラリーSで凡走した馬が多数出走してくるが、前走がフェブラリーSだった馬は〔2・0・3・12〕。勝った2頭はフェブラリーSで2秒2差、3秒5差だった馬で、2秒0差以内だった馬に限ると〔0・0・2・9〕。GTで2秒差以内だったということで人気になる(11頭中10頭は1〜5番人気)が、こういうタイプは要らない。
連対数が最も多いのは前走がオープン特別だった馬(10連対)。特に仁川S組が8連対しており、フェブラリーS組より信頼が置ける。ただし、仁川S1着馬は〔1・0・0・4〕。
フェブラリーS“健闘”馬と仁川S1着馬が不振なので、1番人気〔1・1・0・8〕、2番人気〔1・1・1・7〕、3番人気〔0・0・1・9〕と上位人気は不振で、配当は荒れ気味。
しかし、軽ハンデの人気薄ばかりが走っているわけではなく、ハンデ57.5キロ以上の馬が1〜6番人気なら〔5・2・2・2〕。ここから「前走フェブラリーSで3秒差以内」という馬を除くと〔5・2・0・0〕とケタ違いの信頼度になる。
一方、ハンデ54キロ以下は〔2・1・5・68〕であり、連対3頭は平13年以前。ダートの重賞体系が整った最近5年に限れば〔0・0・2・26〕であり、ほぼ要らない。