競馬予想 第121回 目黒記念(GU)
中京2000Mの金鯱賞は春の天皇賞から向かった馬が不振だが、東京2500Mの目黒記念では春の天皇賞出走馬が強い。春の天皇賞で9着以内だった馬が直行ならば〔5・3・2・9〕。1番人気が2頭着外になっているので「全面的に信頼」とは言えないが、主力はこの組。
前走が春の天皇賞ではなかった連対馬12頭のうち8頭は前走が重賞ではなく、前走が1000万や1600万だった馬も4連対。長距離適性が高い馬はオープンまで上がるのに苦労するので、上がってくればいきなり通用したりする。
トップハンデは〔2・3・2・6〕。トップハンデで1〜3番人気なら〔2・3・2・1〕と信頼できる。春の天皇賞で58キロを背負った直後という場合が多く、重くても苦にならないようだ。
サンデーサイレンス産駒が3勝しているのを別格とすると、他の7年で6回ノーザンダンサー系種牡馬の産駒が優勝している。それもサドラーズウェルズやニジンスキー系の典型的な欧州血統が強く、2着にもサッカーボーイ、ロベルト系、ダンスインザダークなど菊花賞血統が並ぶ。長距離適性が重要で、2500M以上で勝っているか、2400MのGTを勝っていることが基準。基準を満たしていない4頭は2400M以上の経験がなかった。