競馬予想 第59回 安田記念 (GT)
1番人気馬は[0・1・1・8]。優勝馬は11年前のタイキシャトルが最後で、2着馬も10年前のグラスワンダー。全GTの中で最も1番人気が信頼できないレースとなっている。実は、グラスワンダーが2着だった99年までは、京王杯SCと本番までの間隔が中3週(00年以降は中2周)で、さらに高松宮記念が5月開催だった(00年から3月開催となった)。これを機にレース傾向が一変、96年〜99年はすべて馬連2000円以下だったのに対し、00年以降はすべて馬連2000円以上で万馬券も5回出ている。
この波乱の立役者が毎年人気を背負う京王杯SC優勝馬。00年以降の優勝馬は〔1・0・0・8〕でアサクサデンエンが勝ったのみ。ただし、京王杯2〜6着からの連対馬が4頭いるように、中2周となってからは疲れが残らない程度に好走している馬が本番で活躍している。その他のステップはバラバラだが、前走が日本なら6着以内が絶対条件。
日本馬の連対馬16頭すべてに1600M以上のオープン特別か重賞で連対実績があった。東京のマイル戦だけにこの程度の距離実績は必要となる。
外国馬は[2・2・2・17]。3着以内に入ったら6頭のうち5頭が香港馬である。