競馬予想 第68回 菊花賞(GT)
1番人気は[1・1・1・7]と大苦戦。実はこの1番人気、10頭中9頭までがその年のダービー最先着馬である。毎年、お決まりのように人気になるダービー最先着馬だが、実は危険な人気馬。配当を見ても、平成12年に10月開催に移ってからは波乱度が増しており、7回中5回が馬連5000円以上の配当。
平成12年以降の7年で、ダービー→秋1戦というローテの馬が連対馬14頭中8頭。その際、ダービーでの着順は不問(4、15、3、8、9、1、10、3着)。ただ、勝ち馬のダービー成績は、3、1、3着で、ダービー大敗馬は来ても2着まで。
ダービー不出走の優勝馬は4頭いるが、前年のソングオブウインド以外がすべて2000M以上の1000万クラスで勝っており、2200M以上の距離にも勝ち鞍があった。
前走が1着だった連対馬は14頭中3頭のみだが、札幌記念13着のファストタテヤマ以外はすべて6着以内に入線しており、凡走は減点。前2走とも負けていた馬も9頭いるように近走着順は重要ではない。ただ、昨年までは長距離馬が神戸新聞杯で負けて、本番で巻き返すシーンが見られたが、今年から神戸新聞杯が2400Mに変わるため、昨年よりは神戸新聞杯凡走は減点材料だろう。