競馬予想 第41回 デイリー杯2歳S(GU)
10月中旬の1600M。「早熟性」と「キャリア」のどちらが要求されるのか微妙な時期と距離だが傾向からは「早熟性」が要求されるようだ。
連対20頭中15頭が初戦勝ち。他の5頭中4頭は初戦2〜3着(1頭は4着)。そして5頭中4頭は2戦目に勝っている(1頭は3戦目勝ち)。
「新馬戦への出走は1回」となった近3年では連対6頭中5頭がデビュー勝ちの馬。また、近3年ではキャリア1戦の馬が4連対。他の2頭は3戦3勝馬と2戦1勝馬で、キャリア豊富な馬は苦戦の傾向。それ以前はキャリア1戦は(7年で)1連対だけだから、傾向は変わってきている。
1番人気は[6・1・1・2]。以前はキャリア1戦の馬が危険で、最近はキャリア豊富な馬が危険という傾向。連対20頭中14頭が1〜3番人気で堅めだが、人気簿(8〜9番人気)が「1着」で来る傾向があり、馬単、3連単は高配当を狙える。
キャリアの浅い馬が活躍し始めたので距離実績はあまり重要ではなくなったようだ。1600Mになってからの9年間では、1600M以上の経験があったのは連対18頭中9頭。経験がなかった馬も9連対している。ただし、距離未経験の9頭のうち7頭は重賞・オープンで連対していた馬で、他の2頭は1400M勝ちのキャリア1戦馬。1400Mで勝っていれば問題なく、1200Mまでしか経験がなくても、オープン実績があればクリアできる。