競馬予想 第43回 札幌記念(GU)
実力馬が多く出走している別定GUだが、所詮は小回り2000Mの重賞という面もある。
1番人気は〔5・1・2・2〕。別定GUらしく凡走率は低いが、3着以下4頭中3頭は2400M以上のGTで3着以内があった馬(その実績で1番人気になった)。菊花賞馬(セイウンスカイ)やオークス馬(エアグルーヴ)が1番人気で勝っているが、どちらも2000M実績もあった。あまり適性が長距離に寄っている馬だと危ない。これが「所詮は小回り2000Mの重賞」という面。
また、牝馬の活躍が目立ち、通算〔5・3・1・10〕。強い牡馬にとっては秋のGTへ向けての始動戦に過ぎなかったりするが、牝馬は真剣に勝ちに来る(ことが多い)。特に近年は、クイーンSから連闘で臨む牝馬が侮れない。
連対20頭中17頭にはすでに重症勝ちかGT2着があり、別定GUらしく重賞実績は重要。
距離実績も重要で、連対20頭中18頭は2000Mで勝っているか、2000MのGTで2着があった。
ちなみに、重賞2着もなかった3頭は、2000M〔2・1・1・0〕のエアギャングスター、2000M2戦2勝のエアエミネム、2000M5勝のファイトコマンダー。重賞実績がなくても狙えるのは、2000Mのスペシャリストだけ。